なにもせんほうがええ

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

昭和残照

よくぞ残っていたものだ

天気の回復した日曜、昼前までゴロゴロしていたが折角の休みが勿体なくクロスバイクで家を出る。鶴見川をひたすら下りJR東海道本線を潜り京急が見えてきた辺りで川を離れ鶴見駅を目指す。鶴見駅西口第二駐輪場に自転車を停める。日曜日は無料らしい。鶴見ミナールビルの町中華を観てまわる。上海という店目当てだったが良さげな川味坊(せんみぼう)を選ぶ。これが大正解。ランチ定食は12種ほどからおかずを選ぶ。これにライスやスープ、杏仁豆腐、餃子がセット。ご飯、スープはおかわり自由。珈琲までつく。至れり尽くせりで頼んだ「レバニラ炒め」は980円。先週のぎょうざの満州よりよほど良心的。鶴見駅前は中華料理屋が多く競争も激しい模様

立派な駅前駐輪場

川味坊 鶴見店

レバニラ炒め定食 980円

腹ごなしが済んで今日の目的地である鶴見線 国道駅に向かう。この駅は昭和5年の開業当時の雰囲気そのままに今に至る。以前にも訪れたことがあったが念入りに仔細を確認したくなり今回の遠征となった。

高架下に駅がある

駅の右上に注目

太平洋戦争当時の米国戦闘機 機銃掃射の弾痕が残る

京浜国道に面していることから国道駅となった

入口からいきなり昭和 ドラマのセットかと思ってしまう

昔はガード下に店舗が軒を連ねていたが今は全て空き家となり一部はベニヤ板で目張りされている。ガード下の通路は古い木造廃屋の強い匂いがたちこめる。外より湿度が高く空気が重く淀んでいる。昭和の雰囲気といっても平成、令和の若者が喜ぶ1970年代、80年代のそれではなく1950年代、60年代の昭和がそのままに横たわっている。

隧道のようなガード下

空き家を借りることはできるのだろうか

反対側の入り口

ここも路地から駅に入る入口

駅の先にもガード下の民家は続く

隊長もびびる

駅をあとに鶴見川に戻る レガッタ競技が行われていた

帰りに新横のラーメン博物館に立ち寄る

国道駅の雰囲気がラーメン博物館を思い起こさせたので立ち寄ってみた。まさにこの時代そのままだった。いつもならこの演出を楽しめるところだが、国道駅のリアルを観たあとではちょっと食傷気味。手放しで楽しめなくなってしまった。

昭和はもうお腹いっぱい 勘弁してください

本日の走行距離 59.15km クロス積算 13,176km 自転車積算 35,681km

本日の走行ルート↓ タイトルを付けしくった

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